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星に願いを

第9章 幸せとは


小さい時から「幸せってなんだろう」って思ってた

お金があることなのか、本当に何もなくてもやりたいことができていることなのか

でも愛花と付き合い始めて少しずつその疑問が消えてった


愛花「にっのみーやくーーん」

二宮「なんじゃい」

愛花「これどうかな?」

そう言ってイマドキのスカートを持ってきた愛花


かわいいけどなんか愛花っぽくない


ふと目に入った愛花に似合いそうなスカートを指さした

二宮「こっちの方が似合う」

愛花「そう?こっちもかわいい」


愛花は優柔不断で買い物を始めるととてつもなく長い


二宮「相変わらず長いっすね先輩」

愛花「行こうって言ったの二宮くんだもーーん」

二宮「はいはい、笑」

楽しそうな愛花を見て癒されてる俺

愛花いないと生きていけないんじゃないかってくらいだわ



愛花「二宮くん、どうかな」

二宮「いんじゃない?」

愛花「じゃあこれにしよー」


このお店に来て45分でやっとスカートが決まったらしい

いや長い、男にしてみたらさっさと決めろって感じだけど

楽しそうだから別に苦じゃないんだけど


二宮「昼何食べようか」

愛花「あ、お弁当作ってきた」

二宮「遠足かっての」

愛花「お金かかんないじゃん」

二宮「そこ重視か」

愛花「ただあなたと一緒に住んでるわけじゃないんすよ」

二宮「さっせん」

愛花「どこで食べる?」

二宮「前言ってた木のアスレチックあるとこは?」

愛花「え、覚えてるの」

二宮「記憶力は素晴らしいから」

愛花「お腹ぽよぽよのくせに」

二宮「うるせえぽよぽよじゃねぇわ」

愛花「じゃああの公園で食べよう」

二宮「決まり」


食べる場所が決まったので俺は車を走らせ始めた

すると愛花は速攻寝始めた

二宮「…はやくね」



さすがだわ、私のバカな彼女






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