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星に願いを

第4章 車の音が邪魔をする


高2の秋



私と二宮くんはやっぱり隣のクラス

同じクラスにはならなかった

お互いに部活に力を入れまくっている時

変な噂を聞いてしまった


「二宮くんって、愛花のこと好きらしいよー」



最初は聞き流してた

しかし

好きな人が自分を好きだっていう噂が流れてる以上

気にしないことはできない


二宮くんと同じクラスで二宮くんとも私とも仲のいい

まいちゃんに聞いてみた


愛花「に、二宮くんてさ」

まい「うん、あ、噂聞いちゃった感じ?」

愛花「そうなんだよ、ね」


まいちゃんの察する力はすごかった


まい「本人に聞いてみようか」

愛花「え、いや!!やめとく!」

まい「まあ、愛花二宮のことすきだもんね」

愛花「まいちゃん、声でかい」


まいちゃんに言ったことは無かったが

観察力も素晴らしいまいちゃんには

どうやらバレていたらしい


まい「まあ、言わないから、安心して」


結局まいちゃんに二宮くんへの気持ちがバレただけでなんの進歩もなかった


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