第3章 お疲れ様はいりません
記念日から約2週間。
あれからゆっくりした時間は過ごせてません
二宮くんは今日は帰りが遅い
もう深夜の12時なのに
よくあることだけど
ー ガチャ
二宮「…まだ起きてたの?」
愛花「おかえりなさい。会いたかったから」
二宮「バカじゃないの、風邪ひくよ」
愛花「バカは風邪ひかないから大丈夫だよ」
ただいまを言わない二宮くんは普通
二宮くんは疲れてる様子も見せない
もしかしたら私がいるからゆっくりできないのかもしれない
愛花「二宮くん、お疲れ様、私寝るね」
そんなことを言った
すると二宮くんから思いがけない一言
二宮「お疲れ様、より、言ってほしい言葉あるんだけど」
愛花「珍しい、なんですか」
二宮「好きって言って」
愛花「は?」