第7章 派生③おそ松&チョロ松END
「その方向でOKですから! てか無理やりされて感じろと!?」
「この前は反応してくれたじゃない。チョロ松がいたから? 三人が良かった?」
「どれだけ変態なんですか、私はっ!!」
ツッコミを入れてしまう。こう、緊張感がなあ……。
襲われてるってのに、何でこんなアホな会話してるんだろう。
どうにかして逃げられないだろうか。
しかしおそ松さんはクズニートだろうと成人男性。
六つ子のリーダー格として身体を張ってきただけあって、ケンカにも強い。
トボけてるようでいて、なかなか隙がない。
「んー。どうしても感じない?」
おそ松さんは不満そうに起き上がり……何、半勃ちの××を出して、何で私に突きつけてくんの。昼間だけに余計グロテスクに見え、直視したくない。
「じゃあさ、ちょっとしゃ○ってよ」
「は!? 何で!?」
「傷ついたから? 可愛い妹に、舐めて慰めてほしいな、みたいな?」
……脈絡がなさすぎる上、結局自分の欲望優先。
しかし微妙に不機嫌なオーラを感じる。
ここで拒んだら、痛い思いをするんだろうか……。
口元が生温かい。私の口元に何を押しつけてんだ、あんたっ!!
「松奈~。ね、お兄ちゃんの一生のお願い!!」
小学生か、あんたはっ!!
「それにこの態勢だと苦しいし、せめて起き――ん……んむ……」
口を開けた隙に、無理やりにねじ込まれた。
「ん……んん……!」
危うく喉の奥を突かれるところだった。
舌で押し戻そうとすると、ビクッと××が反応して熱くなる。
「……ん……ん……」
態勢的に、こちらから止めるのが不可能なため、涙目で舐め続けた。
おそ松さんはいちいち変な声を上げ、
「い、イイ……松奈……その調子……あ、でも逆の方がいいかな?」
ズボッと口から唾液の糸を引いて、××が引き抜かれる。
「は? いえ、だからもう……」
おそ松さんが姿勢を変える。
「やっぱ、俺だけが気持ちいいとかダメだよな」
「いえお構いなく!! てか死んで下さい、お願いだから!!」
そして頭上に、見たくないものが、すっごくよく見えるんですが。
「じゃ、続きお願い。俺も頑張るから!」
「待って! こういうのは……ん……っ!!」
アホか私は。
再び口を開けてしまい、ねじ込まれた。