第4章 新生!第七班!!
side―ナルト―
会議が終わると、カカシ先生とサスケがメンマの様子を見ていた俺とサクラちゃんのところに戻ってきた。
そして、砂の里に我愛羅が無事に戻ってきて、ルミが我愛羅を暁から守ったとカカシ先生から聞い
た俺は、ルミが我愛羅を大切に思っているのだと嬉しくなった。
その後に暁が俺たち人柱力を狙っていることを聞いた。
メンマの中にも九尾がいて今回の暁との接触でばれた可能性とメンマも暁に狙われる可能性があることを聞いて苛立った。
しかし、その苛立ちはすぐに驚きに変わることになった。
「それから、木ノ葉に戻り次第、俺とサスケはこの班を抜けて護衛任務に着くことになった。」
カカシ先生の言葉に俺とサクラちゃんが驚いて、自分たちはどうなるのかと聞けば、カカシ先生は新しいメンバーとチームを組むことになると言った。
だが、俺を驚かせる出来事はそれだけでは終わらなかった。
「それから、新しい任務だ。
メンマが動けるようになり次第、メンマを俺達七班で護衛して木ノ葉まで連れていく。」
メンマのいる部屋を出た俺達にサスケがそう言った。
「どういうことだってばよ?」
俺は思わずそう言う。
「風影様からの依頼だ。暁のメンバーが全員死ぬか捕まるまで、彼女を木ノ葉で預り、オレとサスケで護衛することになった。
オレ達が里に帰るとき、彼女も一緒に連れていく。」
カカシ先生がそう言うと、サクラちゃんが眉間に皺を寄せた。
「暁が死ぬか捕まるまでって…」
サクラちゃんが呟く。
俺は黙って拳を握りしめていた。