第5章 〇【エルヴィン】甘い言葉を
「どうして欲しい?」
「・・・エルヴィンの・・・したいようにしていい」
「俺のしたいようにしてしまったら、あなたに嫌われてしまうかもしれない。だからあなたがしたいことをさせて欲しい」
どんなことをするつもりなんだ、とサラはまた顔が熱くなるのを感じながらしたいことを伝える。
「その・・・もう、欲しい・・・エルヴィンのが欲しい・・・」
サラはエルヴィンの頬に手を当て、乞う。
エルヴィンは優しく微笑み、ベルトを緩める。
「入れるよ」
「・・・ん」
エルヴィンは入口にモノを当てがい、ゆっくりと腰を沈めた。