• テキストサイズ

進撃の巨人ー短編集ー

第4章 【ベルトルト】好きだよ


「えっ!?」

「気付いてなかったよね。自分の好意は丸出しなのに、本当に鈍感だと思った」

サラはベルトルトの頬をつねって言った。


「好きだよ、ベルトルト」

「ぼ、僕も・・・好きだよ、サラ」

微笑み合う2人が、並んで歩き始めた。


その頃、物陰にいた4人。

「な、なんだ?2人とも両思いってやつだったのかよ?面白くねぇな・・・」

「ユミル!もう、すぐそうやって・・・」

「まあでも、結果的には良かったじゃないですか!」

「そうだな・・・俺も頑張ろう。な、なぁ、クリスタ、今度の休み、俺と」
「クリスタ!私と結婚してくれ!」

「ふふ。もう、ユミル」


ライナーの前に両手を広げて邪魔をするユミルに笑いかけたクリスタと、それを笑いながら見るサシャ。

それからワナワナと怒りで震えるライナーを置いてサシャ達がサラとベルトルトに駆け寄り、楽しそうに食堂へ向かったのであった。


-END-
/ 219ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp