• テキストサイズ

進撃の巨人ー短編集ー

第4章 【ベルトルト】好きだよ



「サラ・・・、ちょっといいかな?」

振り分けられた掃除の場所で一緒になったベルトルト。

彼はサラの好きな人。

なるべく顔に出ないように、自然に振り返り、返事をする。

彼がサラに話しかける時は大体、


「アニについて相談があるんだ」

「うん、なあに?」

同期訓練兵のアニについて。

だがベルトルトは最後はいつも、「アニのそばにいられたらそれでいい」と言って結局何もしない。

私だったら、すぐにでもベルトルトと恋人になれるよ。

なんて思ったりしながらサラは話を聞く。



/ 219ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp