第24章 〇【ジーク】真夏の災難
ジークはそのまま胸に降りて柔らかくした舌で汗を舐めとる。
「塩っぱい」
「やだ、最悪……、」
「ココはどうかな、蒸れてヤバそう」
「最低っ、触んな……い、で、っ」
指が股の割れ目に吸い込まれ、膣口に辿り着く。
「……ぐっしょぐしょ。汗なのかスケベ汁なのか分かんないよこれじゃあ」
「さっきから、言う事オッサンすぎ……っ、女の子に嫌われるよ……!」
「お前に嫌われなきゃそれでいいよ。なあ?スケベちゃん、俺の事大好きだよね」
知ってるんだから、ジークはそう話しながら身を屈めて汗と愛液に蒸れた場所に唇と舌を這わせて愛撫を施していく。
「はあ、あぁ、凄くメスっぽくてエロい匂いしてる、勃起止まんないよサラちゃん」
「んう、んっ、嫌あ……っ」
「嫌じゃないだろ。もっと言って下さい、じゃないの?」
ジュルジュルとわざとらしい音がサラの耳に入る。手は胸を弄びながら、舌と唇は忙しくサラから溢れる悦びを吸い上げて快感を与える。
「ジーク、イく……、」
込み上げ、高ぶってきた快感をジークに知らせれば、ジークは黙って腟内に指を挿入してクリトリスを愛撫した。
「は、ぁ、イくイくイッ……っは、あっ」
身体を震わせ、痙攣する膣にジークは指を抜き、離れてズボンと下着を一気に脱いですぐにまたサラの足を開かせて間に座った。
「我慢、できない?」
「うん」
「……入りたいって言って」
「サラの中入って二人でぐちゃぐちゃになりたい……いい?」
ジークはサラの耳元で囁き、膣口には既にペニスの先端だけがツポツポと抜き差しされている。
「んにゃ、は、っ……だめ、ぇ」
「ねえ、そんな可愛い顔してどうされたいの。俺を攻めてみたいならもっと強気でいかなきゃ」