第22章 〇【リヴァイ】不潔な関係
身体がゾワゾワし快感が放たれ、サラの体内に精液を吐き出すと同時に、サラは体内をうねらせてチンコを根元から搾った。
チンコが食いちぎられそうだ、サラの唇から離れて一度肩に頭を置き、腰を引き抜くと、ベチャッと音を立てて座り込んだ。
「は……、は、休んでる間はねぇぞ、早くしろ」
まだ硬さを保ったソレをサラの頭に擦り付けると気だるそうに身体を動かし、体液まみれのチンコを舐め、吸って綺麗にする。
ぐすぐすと言いながら、不安そうにチラチラこちらを見るので1回腰を奥に突き進めてみると、案の定嗚咽を上げた。
腰を引き抜き、棚からタオルを手にして手渡す。
タオルで顔を拭きながら、また「ひぃん……」と虐められた犬みたいな鳴き声を上げた。
「顔は後で洗う時間をやる。とりあえず拭いて身支度しろ」
サラは小さな声で返事をした。
俺はベッドに座ってサラを視姦していると、立ち上がって股を拭かずにそのままズボンを上げた。
「……何のつもりだ」
「……え……」
「何故拭かねえ。シミが出来る。気を遣ってないで拭け、つくづく汚ぇ……」
「……が」
声が小さく聞き取れず、「あ?」と聞き返す。
「へ、兵長が……好き、なんです」
待て、何だと?
「何バカ言ってる。冗談にしちゃ面白くねぇ冗談だ、まるでセンスがねぇ」
「本当、です」
顔が赤い、本当なのか。
「……仮に好きだとして、拭かない理由にはならねえ。やらしい匂いさせてまたオスを誘惑するつもりか?とんだビッチ様だな」
サラが傷付いた時の表情をした。
「それに、本当に好きなら他の男に助けは求めたりしねえだろうが。媚びてないで早く支度しろ。……後、今夜部屋に来い、身体を使わせろ」
「……はい、すみません。了解……しました」
「部屋の外で待ってる。支度が終わったらドアをノックしろ」
そう言い捨てて退室し、ドアを背にもたれて溜め息を吐く。
「……謝ってんじゃねえ、クソ……」
本当、汚い女だ。やっぱり汚ぇのは嫌いだ。
バカみてぇに仕事をする心臓に、過去一番の舌打ちした。
-END-