第6章 ナイト?
『なーんてな…こんな汚ねぇ身体抱く気にもならねぇよな』
そう言うとゆっくりと起き上がる
龍也「おい、大丈夫か?」
『あぁ…もう痛くねぇ…痛みなんか我慢すれば大丈夫だ』
大きな溜め息を吐くと冷蔵庫に向かう
静まり返る部屋の中で冷蔵庫の開け閉めの音が響く
『あー…迷惑かけたな』
林檎「いいのよ!大切な子の為だもの!」
手にはミネラルウォーターのペットボトルが握られている
龍也「飯は食ってるのか?」
『食ってるよ』
藍「ウソ。食べてないよ」
アイアイがそう言うとバツ悪い様に顔を顰めた
嶺二 side終