第15章 熱を出した…
『悪ぃ待たせた』
そう言って戻ってくる
『龍也。今すぐ出れるか?事務所に寄らなきゃいけなくなった』
林檎「えぇ?何かあったの?」
『作曲の方でトラブルが起きた』
龍也「けどお前…」
『オレは大丈夫だ』
その顔つきはZEROであり、では無かった
急いで事務所に寄った3人は書類を受け取る
『これと…これと…これか…』
リテイクではない
単純に向こうのミスだが、カバーしないとCDの発売日に遅れる
『日付は…チッそうねぇじゃねぇか』
すぐにレコーディングルームに籠ってしまった
徹夜仕事になることは十分承知だが、それでもやってのける
それがだ