第14章 マスターコース
セシル side
ミューズの付き人はとても大変です
とても歩くのが早いです
セシル「ミューズ…」
『だからミューズじゃないって…何?』
歩くスピードは早くても私の話を聞いてくれます
セシル「どうしてそんなに急ぐ必要がある?まだ時間的には大丈夫なはずなのに」
『あー…裏方の仕事を手伝わなきゃいけなくてな』
その言葉に私は戸惑ってしまいました
裏方の仕事を手伝う?
セシル「どうして手伝うのですか?ミューズはアイドル」
『オレは元々アイドルになりたくてなった訳じゃないからな…。裏方の仕事は楽しいし』
そう言ったミューズの顔は優しいです