第14章 マスターコース
『お嬢さんお困り事ですか?』
そう言って茶目っ気たっぷり笑いかけるZEROの前にはスタッフがいた
スタッフ「あっ…ZEROさん!この間は本当にすみませんでした!」
『はて?この間?』
スタッフ「私がボーッとしてたせいで怪我を…」
頭を下げようとするスタッフにZEROは人差し指で止める
『大丈夫ですよ』
スタッフ「けど…」
続きを言おうとしてZEROが茶目っ気たっぷりに笑う
『大怪我してたらここに居ませんよ。ね?大丈夫です。ってそれ!限定ドーナツ!』
パァァッと目を輝かせたZEROにスタッフは笑う