第14章 マスターコース
『……別に変でもいいだろ?』
那月「えっ…」
『だってそれがお前でオレ』
ニッと笑う姿は憧れてたさっちゃんみたいで
少しだけ羨ましくなる
那月「僕も強くなれますか?」
『…は?』
いきなりの僕の質問にZEROさんは固まってしまった
それでも手元の台本は落とさずに
『……別に強くなる必要なんかねぇんじゃね?』
そう言うと台本に目を落とすZEROさん
言葉の意味を考えて見つめてると、台本を閉じてしまった
『あとは…』
バックから大量の企画書が出てきました
パラパラと捲られる企画書達
同時進行でノートパソコンでスケジュールも組んでます
僕もそうなりたいと思ってしまいました
那月 side終