第14章 マスターコース
『時間なんか見つけようとしたら見つけられるんだよ』
過密スケジュールでもまるでまだ詰められると言いたげだ
いやむしろ時間の見つけ方が上手いと言った方がいいのか
『どんなに過密でも休憩はある。そこを上手く使えば良いだけだ』
いや…無理がある
特にZEROは
休憩すら何だかんだと忙しいのに
けれど勉強にはなる
無理だと思ってるのにやり遂げるZERO
ZEROだけ24時間じゃなくて48時間なのでは?
なんてアホなことを考えるほどに
『帰るぞ。お疲れ様です』
レン「お疲れ様です」
俺が運転する横でZEROは寝てしまった
レン side終