第14章 マスターコース
買いに戻ると丁度終わったみたいだ
『はぁ…はぁ…』
ポタポタと尋常じゃない汗を流して床に座っている
音也「お疲れ!!」
『!…お前か』
一瞬警戒されたけど俺の顔を見てヤレヤレと言いたげに見る
音也「これ…良かったら」
『……サンキュ』
そう言ってスポーツドリンクを受け取ってくれたが、ポケットからスポーツドリンク代が出てきた
音也「え!?」
『借りは作らねぇ主義だから』
財布は鞄の中に入っているみたいけど、それとは別にポケットにも最低限入ってるみたい
音也「ねぇねぇ!あの振り付けって誰が考えるの?」
高度な振り付けに俺は思い切って聞いてみた