第14章 マスターコース
でもきっとこれは“ZERO”のため
“ZERO”は失敗しない
“ZERO”にリテイクなんてない
夢中で踊り始める
身体に叩き込んでいるように
『ん…!?』
グギッと嫌な音がしてが足を押さえる
音也「だっ大丈夫!?」
慌てて駆け寄るけど、俺の言葉なんか聞いてないみたいにまた一から踊り始める
それは長い事続いた
オーバーワークなんじゃないかな?
本当は休みたいんじゃないかな?
俺は悪い頭で考えて冷えたスポーツドリンクを買いに行く
少しでも休んで欲しくて
少しでも役に立ちたくて