第14章 マスターコース
龍也 side
スタッフを庇ったのは良いが骨にヒビが入ってしまった
運が悪い…否むしろ運がいい方か?
セットの重さからあのまま足がスパッと切れててもおかしくなかったらしい
だが…は自分の仕事に穴を開けない
仕事だからと走り回っている
普通なら休みを取らせるべきだが、はそれを良しとしない
『つっかれた…』
事務所のドアが開きのそのそと入ってくるはいつも通り
龍也「お前な…ヒビ悪化すんぞ」
『ん?あぁ…そういやそうだな。痛み止め飲んでるから忘れてた』
ケロッとした顔しているがかなり無理をしているはずだ