第14章 マスターコース
『オレは…っ平気ですけど…伊藤さんは?』
スタッフ「私がボーッとしてて!本当にすみません!」
『はは…っそれだけ話せれば怪我はしてないみたいですね』
なるほど…スタッフを庇って下敷きになったのか…
分からん…何故そうまでして人を助ける?
慌てたスタッフ達が大急ぎでセットを動かしていく
『…っ足が挟まれてるので…そう…そうやって動かして…』
痛みからかジワリと汗が滲み出ているが指示は的確だ
カミュ「大丈夫ですか?手伝います」
『カミュ先輩…ならそっち側をゆっくりと上に上げて』
セットを持つと分かる
この重さはかなりヤバいと