第4章 Sクラス
『以上』
そう言うと椅子に座り頬杖を付いて外を眺める
龍也「ここにはアイドルと作曲家だが、ここの学園は恋愛禁止だ!」
恋愛禁止と言う言葉に周りはざわめき始める
だがは興味無さそうに見つめていると、1枚の桜の花びらが舞落ちてきた
『…ふ…綺麗だな…』
桜の花びらが気に入ったのかマジマジと見つめ、ゆっくりと本の間に入れた
?「あー!お前!」
その声は少し遠く離れた所から聴こえてきたが、は自分じゃないと思い無視を決め込む
?「お前だよ!お・ま・え・!」
『あ?』
興味なさげにはその声の主を見つめる