第14章 マスターコース
『林檎、龍也手伝ってくれ。さっきと同じ殺陣の練習だ』
龍也「分かった」
林檎「じゃあ撮るわよ」
ガンッ!ガンッ!と先程とは違う音が重なる
1番重く長い木刀を容易く扱っていると龍也
龍也「どりゃあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!」
『甘いぜ!龍也!』
しなやかな体を活かし、するりと攻撃を避けると、逆に仕掛けに行く
赤く熱く燃えるのが龍也なら
青く静かに燃えるのがだ
ぶつかり合う姿は楽しそうに笑っている
龍也が木刀を振るうと、トンッと上に飛ぶ
『1本!』
龍也「流石だな…。その身体能力は」
『林檎撮れたか?』
林檎「バッチリよ!」
フーッと息を吐き出したと龍也
汗だくな龍也だが、反対に汗一つかいてない