第14章 マスターコース
『んで…ブラザーエンブレムは映画のクランクアップで渡す』
そう言って見せるブラザーエンブレムは一つ一つ丁寧な箱に入っている
それぞれの色に合わせて、持ってなかったそれぞれの宝石も施されている
『とちったりミスったりしてもオレが全力でフォローする。だからサッサっとエンブレムを受け取りに来てくれ…』
これ以上の面倒は嫌だと言いたげな声色だ
『あー…あと…オレに用事の場合は、林檎か龍也を通してくれ。
通し稽古や台本読みはオレが放送でかけるからその時にレッスン室にこればいい。以上』
手短だが疑問点はほぼ解消されてる