第3章 大変な入学式
埒が明かない
『何がしたい理由?』
静かに問い掛ける
早乙女「Youの歌声はとてもいいです!Mr.」
『あ、こんな格好だから忘れたけど一応女だから』
辺りが静まる
え?オレ男だと思われてたの?
…まぁどっちでもいいけど
アレ?履歴書って男に丸打ってたか?
記憶が曖昧すぎる
『もーいい?オレ眠いだよね』
邪魔しかされてなかったし、昨日の夜も何か動画上げたことで色んなところから電話来るし
深くフードを被り、コンクリの上に寝転がる
龍也「はぁ…お前はSクラスだからな」
『何それ?』
Sクラス?