第14章 マスターコース
『あっ…オレもセリフ飛んじゃいました!』
プロデューサー「じゃあ休憩しようか」
そういうとスタッフ全員がホッと息を吐き出す
圧倒的存在感が消え去る
林檎「本当にあの子は…」
龍也「……喰ったなありゃ」
藍「喰ったって何を?」
そこに居るのはパイプ椅子に腰掛けてタオルで顔を覆っている
龍也「お前ら知らねぇのか?アイツは役を喰うんだ。その人物になりきる為に」
カミュ「どういう事だ…?」
林檎「そうねぇ…例えば悪役令嬢ってあるでしょ?」
藍「根も葉もない噂を立てられて悪役になるってあれ?」
藍がそういうと林檎と龍也は頷く