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此処にある音色
第13章 引っ越し
は荒い息で河港下にいた
『うっぐっ…』
ガハッと血を吐き出す
ヒューッヒューッと息が整わない
『…ハッ…ふぅ…』
散々だ。龍也と林檎には見つけられるし、攻撃もした。そして拒絶
『はっ…はは…』
乾いたように笑う
口の中に残った血をペッと吐き出す
そして来る時に買った水を飲む
『…!』
「大丈夫かい?」
そこには自分と同じホームレスのお爺さん
『…あぁ』
「今日はついててね?ご飯買ってこれたんだよ」
ニコニコと嬉しそうに話すお爺さんを拒絶することも無く横に座らせる
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