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此処にある音色

第12章 兄との再会


「行くぞ」

『……金なら持ってくるから待ってろ』

「あ?部屋に入れるつもりはねぇってか?」

は1度マンションの中に消えるとすぐに茶封筒を持って出てきた

『……ん』

「おっ!サンキュー!じゃあな!」

あっさりとした別れに全員が目を丸くする

『…………どうしたんだよ。全員で』

背を向けたままは声をかける
の姿をまるで掻き消すように雨が降り始める

林檎「ちゃん…何渡したの?」

『会話から分かっただろ。金だよ』

一向に顔を向けないに痺れを切らしたのは蘭丸だった
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