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此処にある音色

第3章 大変な入学式


『ア゙ア゙!疲れた…』

朝から色々あり過ぎだ
屋上の人目が付かない所に腰を下ろす

『オレが何したってんだ!』

声を張り上げると少しだけスッキリした

『はぁ…』

とりあえずあった事を頭の中で整理する
貧血の女生徒を助けた
その後、でか男にその女生徒の面倒を任せ寝た

なんであそこで床が空いた?

?「特待生の…」

特待生?オレが?
何かの冗談か?それとも嫌がれせか?
そんであの奈落の底を見ていたら、でか男にぶつかって奈落の底だと思われたのに、気付いたらステージの上?

いやいやいやいやいやいやいやいや!
意味わかんねーよ!
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