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此処にある音色

第10章 いつかの約束


嶺二「心配だよね?ね、ランラン」

蘭丸「あ?ああ」

カミュ「ふん」

藍「ボクのデータから分析すると本降りになる前には家に着いてるよ」

藍の言葉に全員がホッとした

─────
───


は家に帰り濡れたままソファーに寝転がった
何かに怯えるように体を小さく丸めると静かに眠った

『……兄…さん…な…で』

何度も問い掛ける
雨の雫か涙かがの頬を伝う
部屋は楽器と必要必需品だけ置いてあり後は殆ど何も無い部屋にだけがソファーに蹲って眠っていた
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