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此処にある音色

第10章 いつかの約束


蘭丸「は?まぁねぇ事はねぇけどよ」

『へぇー…』

獲物を狩るような鋭い目付き
そしてあっという間に蘭丸に抱きついた

『…寝やすい』

そして呟かれた言葉は抱き枕にピッタリだった

蘭丸「おれは枕じゃねぇよ」

『え、いい感じなのに…勿体ねー』

何がどう勿体ないのか蘭丸は溜め息を吐く

那月「わー!ぼくもギューッてして欲しいです!」

音也「おれもおれも!」

わちゃわちゃと集まってきた全員に抱擁を繰り返す
その姿をトキヤ、藍、真人は見てるだけ

『なぁ…来いよ?』

そんな3人を招く
何故だかそれに逆らえない3人は向かう
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