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此処にある音色

第10章 いつかの約束


藍「にしても世間を騒がしている"ZERO"がだったなんてね」

『…世間とかどーでもいい…つかいい加減離せ!』

正体不明の"ZERO"それは思わぬ形で現れた
それはセシルと格闘している

『ねぇ…離して?』

甘く囁く声はセシルだけじゃなく全員が固まる
抱擁が緩んだ隙にセシルの腕から逃れる

『てかなんで固まってんの?』

いつもの声に全員がハッとする

トキヤ「…本当に凄いですね」

レン「ふふ、一瞬レディと勘違いしちゃったよ」

トキヤとレンの言葉にははぁ?と声を上げる
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