第3章 大変な入学式
まぁ実際会ったら不思議な奴で何を考えてるのか分かんねぇ奴だが…どこか放っておけない
龍也「アイツ…人前に出るの嫌がるからどうなんだ…?」
林檎「そうよね…」
俺達の心配をよそにアイツは既に寝ている
立ちながら寝るってどんなんだよ…
溜め息しか出ない
と思っていたらいきなり目を開けて、前にいた女生徒を助けた
あの反射神経には俺も林檎も驚きを隠せない
龍也「アイツ大物になるな…」
林檎「そうね…」
アイツの事だから助けたくて助けた訳じゃないんだろうけどな
今も面倒くさそうな顔をして、横にいた奴に預けてた
面倒事はゴメンだと言うように何かを話してから再び眠りつく
どんな神経してんだよ…アイツは
龍也 said終