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此処にある音色

第9章 波乱万丈の林間学校後編


『にしてもちょっと殴りすぎじゃね?』

痛いんだけどとはぶつくさ言い出す
いや、もうでも良いのか

砂月「悪かった…」

『バーカ、責めてねぇよ』

赤いモノがいくつもの腕に伝って零れ落ちる
それにと言いかけた所では言葉を切った

『しょーじき合わなかったしな。この学園。これで退校にならいいんだが、そういう訳にも行かねぇから』

軽いストレッチでもしたかのような口振りで俺の頭を撫でる
何度も何度も…
責めるわけでもなく、優しく…

那月&砂月 side終
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