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此処にある音色

第9章 波乱万丈の林間学校後編


『ぐっ…』

ポタポタとの腕から血が流れる
それを見て怒りが治まる

『気ぃ済んだか?砂月…』

砂月「俺は…」

好きでこんな事はしたくない
でも引き止めておきたい

『アメリカ留学する』

コイツはどんなに殴っても真っ直ぐに目を見て言ってきた

那月【もう大丈夫ですよ。砂月】

砂月「あ…」

俺の目から涙が流れた

『ごめん…』

そっと俺を抱きしめた
その姿を全員が見ていた

『オレを行かせたくないって気持ちすげぇ伝わったよ。ありがとう』

"ありがとう"その言葉にに縋り付いた
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