第9章 波乱万丈の林間学校後編
その人だかりの真ん中にはさんと女の子
『おい!目ぇ開けろ!チッ…しゃーねー』
するとさんは人工呼吸し始めました
どよめく人だかり
まるでそれは王子様の様で…見とれてしまいました
「ゲホッゴホッ!」
人工呼吸のおかげかその子は目を覚ましました
「っ…!」
林檎「さん!」
『遅せぇよ!たく…』
周りの人達はさんをずっと見ていました
濡れた艶っぽさと元々持っていた色気が倍増していたからでしょうか
「なんか…君ってカッコイイよね」
「私も溺れたらしてもらえるのかな?」
などという声まで上がっていました