第7章 結果発表
『なら、"アイドル"目指せよ』
レン「え?」
『だってさ…その方が"自由"だろ?お前は歌が好きなんだろ?だからサックスを持っている違うか?』
サックスまで見破られていたとはね…
その目には一体どれだけの事が分かるんだろう
『まっどっちしろ…その書きかけの歌詞書いちまえよ?気持ち変わるぜ?後は…』
投げ寄越してきたのは放送室のカギ
『パクって来たから準備が出来たら使えよ』
レン「え、もう行くのかい!?」
『オレにはやることが山ほどあるからな』
そう言えばは1人で満点を出した人だった事を思い出した
レン「ありがとう。大切に使わせてもらうよ」
『返す時は龍也にでも頼め"オレからだ"って言えばお咎め無しのはずだからな』
は何処か眠たそうに屋上を出て行った
本当にには適わない
まだ温かいカギをギュッと握り締めた
レン side終