第2章 始まり
『はい』
?「おっ、おう!サンキューな!」
『どういたしまして』
取り敢えず人の少ない所へ行こうと歩みを続けるとガサガサと何かを探してる青年の姿
『あんた何してんの?』
?「鍵を無くしてしまって…」
『ふーん』
はよっこらしょとその辺に座り込む
?「?何してるんですか?」
『あー?ほら、あった』
鍵を見せるが渡さない
?「ありがとうございます。渡して下さい」
『ふぅん…そういう事か…』
何かを見透かしているかのように頷くと鍵を渡した
?「…何も聞かないんですか?」
『聞くまでもないよ』
それだけ言うと背を向ける