第2章 これからのこと
恭弥と無事に再会を果たした私、唯はこれからをどうするか決めたいと思うのですが……
『きょーやー?』
「………」
『無視はダメだって言ったでしょー?』
「………」
『おねーちゃん泣いちゃうよ?』
「僕の方が兄でしょ」
『年齢的には私の方が上だもん』
「唯は年齢的に上でも、おっちょこちょいだから妹」
『Σうぐっ』
愛しの弟恭弥が離れてくれませんので、話が進みません;
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あれから1時間くらい後、ようやく離してくれました。
『ぶっちゃけさ、ここって何処だと思う?』
「前の世界も唯の知ってるマンガの世界だったから、今回もそうじゃないの?」
『でもなー、まだ外見てないからなんとも言えないんだよね』
「じゃあ外行こうか」
『Σちょいちょいちょいちょい!!?』
何を言ってやがりますかこの僕様恭弥様は!?
わかってる?!今は、武器も何も無い丸腰なの!!?
「………」ムスッ
双子テレパシーで伝わったのか、恭弥はムスッとしている。
でも、どうしようか…こんな汚くて治安の悪そうな場所に可愛くて綺麗な恭弥(と恭弥に似た自分)が丸腰で歩いたら3歩で誘拐されるわ;
『とりあえず、窓から外を見てみようか』
「……………窓、どこ?」
『……………さあ?』
私の家(仮)は天井には蜘蛛の巣、床は埃まみれで真っ白(所々に私たちの足跡が付いている)、家の中にある家具も埃まみれで全く使えそうにない木材の破片ばかり。
「片付けしたくない」
『片付けしたくないけど、』
『「やらないといけないね」』
私達はため息をつき、近くにあった埃をあまり被っていない布を持って、乾拭きを始めた。