第2章 彼氏は菊地風麿くん。
「夏休みのこと決めようぜ」
風麿くんから話を切り替えてくれて
ホッとした自分もいるけど
さっきのドキドキもおさまらなくて
冷静になれない。
そんな私がいたけど、
夏休みの予定を決めることに集中した。
「うん!!決めよ~っ」
「俺は絶対海行きたい!」
「この辺りだったら、湘南とかかな?」
「下田行こうぜ!」
「下田?」
「おう!」
「静岡の?」
「そうだよ。」
「行きたーいっ!」
「だろ?行こうぜ!」
二人とも受験生だったけど、
高校最後だから楽しまなきゃ!
が、ふたりの暗黙のルールだった。