第2章 彼氏は菊地風麿くん。
風麿くんの部屋で、二人きり・・・。
静けさが、余計に緊張させる。
座ってうつむいたままの私。
言葉が、出てこなくて無言。
「香穂・・・緊張してんの?」
隣に座った風麿くんが、声かけてくれたけど
私は黙ったまま頷いた。
「お前さ」
風麿くんは、私の肩に手をまわして体をよせる。
私はびっくりしてかたまってしまった。
続けて風麿くんが、私の体を引寄せて耳元で囁く
「・・エロい事考えてんなよ?」
やっ・・っ
心の悲鳴が思わず声にもれた。
「そ、そんなの考えてるわけないよ!」
本当に考えてないのに、慌てるほど嘘っぱちにみえちゃうのはなぜだろう。
「考えてねーのに、そんな声だすなよ?」
「声だしてないもん!からかわないでよー。」
風麿くんのそばから、少し離れた。