第1章 気持ちを伝えたら
「ずっと大好きだったの。」
私が告白したのは、春の暖かい日ー
彼は、袖から少し出た手を口元にもってって
じっと私の顔を見つめる。
彼の鋭いようなたれてるような曖昧な奥ぶたえのつぶらな瞳でみられたら、心臓がキュッてなって顔が赤くなっちゃうよ。
「で、どーしたいの?」
顔色ひとつ変えないで
わたしに答えを聞いてきた。
「言ってみろよ?
好きだけじゃ、わかんねーだろ?」
「つ、付き合いたいです。」
「え?どこに?コンビニ?」
意地悪そうに笑う彼ー
「ふ、風麿くんの彼女にしてください」
無言の時間が私の心を不安にさせる
でも・・・・彼は
いままで見たことなかった
とびきりの優しい顔で
「よく、言えました。」
私の頭を撫でてくれた