第5章 5
翌日のミーティングは
試合に出場するメンバーの
発表だった。
私は女の子1人だから
校内試合しなくても
出れるのだが
一応形式として
試合をしたのだ。
「土方さ~ん
早く発表しっちゃってくださいよ
僕、それでむつきちゃんと
練習したいんですけど」
「総司、お前もう諦めろよな」
と苦笑交じりに左之兄は言った。
「総司!てめぇはいちいち
うるせぇんだよ!
少しは黙りやがれ!」
「土方さん、総司は
ほっといて発表しろよ。」
「はぁー、じゃあ、発表する
まず団体戦のメンバーは
俺、左之、総司、斉藤、平助
次に個人戦は
新八、総司、斉藤、橋本、綾瀬だ
以上。
他のものは、補欠として
もし選抜メンバーが怪我したときの
代わりとして出るから
落ちたからといって練習手抜くんじゃねぇーぞ!」
「「「「「はい!!!」」」」」