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薄桜学園

第4章 4


「よし・・・今日は
もうあがるか!
明日はミーティングだけにするからな
放課後は部室に集合してくれ!」

『「「「はいっ!お疲れ様でした!」」」』

「むつき!私たち片付けして
くるから、もうちょっと待ってて!」

『いいよ!そんなに慌てなくても!』

「ありがとうむつきちゃん
じゃあ、ちょっと待っててね。」

『うん!いってらっしゃ~い』





すると後ろから懐かしい声がした
「おつかれ!」

『あっお疲れ様です。
さ、原田先輩。』

「はは、お前無理して
呼び方変えてるだろ。」

『だって一応先輩だし…
ちゃんと呼ばないと他の人に
申し訳がたたないというか…』

「おいおい、一応ってなんだよ(笑)」

『す、すみません!』

「2人のときは先輩はいらねぇよ。
あと敬語もいらねぇ。」

『いいの?』

「あぁ!」

『左之兄!』

「なんだよ?」

『呼んだみただけ!』

「なんだそりゃ(笑)
ところでお前強いな!
いつの間に剣道始めたんだよ?」

『左之兄と平助が引っ越した後
からかなぁ・・・。』

「そんなときから初めて
全中3連覇かよ!」

『気づいたら勝っちゃってた(笑)』

「お前何者だよ(笑)」

『むつきはむつきだよ?』

「そりゃ、違いねぇな!」


そう言って左之兄は笑った。
昔と変わらない笑顔で

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