• テキストサイズ

Sweet!!!! 【黒バス・短編集】

第10章 似た者同士は惹かれ合う? 【緑間 真太郎】


「‥‥緑間、私の気持ちなんて考えたこともないでしょ」

「?」

私の方こそ‥‥どうにかして欲しいよ。

「私だって、緑間のことで頭一杯になるし、なり過ぎてショートしそうにもなるし‥‥っ」

私の方が重症かもしれない。

「‥‥──緑間‥‥っ」

そいつの体に顔を埋めて、名前を呼ぶ。

いつも通り、返事はなかったけど、

その代わり、抱き締められる力が強くなった。




相性、最悪だし、その占いは結構当たるし‥‥。


だけど、やっぱり好きなものは好きなのだ。













「──倉永」









緑間。



私を呼ぶその声が好きだよ。











はじめて、好きな人を至近距離から見つめられた。






























「──なんてこともあったねぇ」


/ 95ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp