第1章 Dear...
三宅「んぁ・・・♪・・・え!?」
ガバっと起きた三宅さんは見事に私に頭突きしてきた(笑)
三宅**「ったぁ・・」
**「あ、18時です、お仕事大丈夫ですか?」
三宅「ってぇ(涙)俺そんなに寝てたの?てかいつ寝た?え?俺着替えた?」
**「あ、いえ、それは・・・ジーンズ皺になっちゃうなって思って私が着替えさせました。」
三宅「・・・マジでごめん・・・」
**「それよりお仕事大丈夫ですか?」
三宅「あ、いやそろそろ準備しないと・・・。」
**「じゃぁ、シャワー使って下さい!」
そう言ってバスタオルを渡してくれた彼女を思い切り抱き締めた。
三宅「ホントごめん。俺・・・」
**「ありがとう、健くん。」
三宅「え!?」
**「・・?」
三宅「今なんて言った!?」
**「えっと、”ありがとう、健くん”って言いました。」
ぎゅぅっ
**「ど、どうしたんですか!?」
三宅「やっと呼んでくれた・・・。」
**「・・・え?」
三宅「俺のこと名前で。」
なんだ、私たち、同じ気持ちだったんだ・・・。