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ローオト

第1章 好き


オトハが最近、やたらとベポ達にべったりしている。甲板で4人で遊んでたり、話していたりしている。

…その光景、気にくわねェ





夏島が近づいていてる。もうすっかり周りは暑くなっていた。いつもは七分丈のパーカーを着るが、最近はもうTシャツ1枚で過ごしている。
船長室は冷暖房完備していて、涼しい部屋の中で本を読む。…そういえば、ココ最近戦闘続きで船員たちに医療品をだいぶ消費しちまってた気がする。次の夏島で医療品でも調達するか。そのためには…

「オトハ…」

あいつが13の頃からずっと一緒にいて、もう4年経つ。初めこそ、妹かのように可愛がってやってたが…今は女らしさを見せていて、おれの中のオトハへの思いがどこか違う気がする。

あいつを独り占めしたい、自分のものにしてしまいたい。


…だが、それにはあいつが俺の事をしっかり男として見てくれなきゃならねェ。簡単に手に入らねェのが難点だ。



そういえばさっき、ベポ達と水遊びをするとか言って甲板に出ていくと騒いでいたな…














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