• テキストサイズ

ローオト

第2章 初夜


「今日は付き合って2日。そんでもって、あんたらはどこまで進んだ?」
「ど、どこまでって…?」
「決まってんだろ?せっく…」
「あーー!イッカクさんやめてやめてやめてやめて!!!」

女部屋ではちょっとしたパーティーになっていた。酒豪のイッカクさんと部屋で少し飲んでキャプテンの話ばっかりしていた。


あの後、正式に船員たちに伝えた。周りは安心しきった顔をされた。どうやら皆、ハラハラしていたらしい。

そして、キャプテンとはまだ一切触れることができない。…触れたとすれば、キャプテンが一方的に額にキスを落とされるだけだった。



それだけでも、恥ずかしくて死にそうなのに…

「オトハ自身はしたくないってわけじゃないんだろ?」
「あー、もう、そうなんだけどさ…」
「オトハからハグしていきなよ!あ、今度の島はデートだっけ?夏島はイベントがたくさんあるって聞いたからな…あー、楽しみだな!」
「なんでイッカクさんが楽しみになってんだよ?!」





/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp