• テキストサイズ

【ハイキュー!!】続・女王と月

第6章 乗せられて


「ツッキー、タイミングも少し早くだ。

んなゆっくり溜めてたら木兎を逃しちまう」


「はいっ」


やっぱり、黒尾さんはよく見ていて教え方が上手い。


「彼女ちゃん、もうちっとツッキーにタイミング合わせろ」


「すみません」


蛍に目を向け、声を聞き、タイミングを合わせる。













「うぃ〜」


「くっそぉ!次は打ち抜く!」


それぞれタオルで汗を拭う。


「彼女ちゃん、実はブロックまだまだだねー」


「...分かってます」


「扱きがいがありそうだな。

ツッキーもタイミング、大分掴めて来たな」


「ありがとうございます」


「ところでツッキーくん?

ちょっと良いかなー?」


「...なんですか、黒尾さん」


「どうだった?」


蛍の肩に腕を回し、耳元で囁く。


「...なんで黒尾さんに言わなきゃいけないんです?」


「あっそー?

別に言わなくても良いけど」


「.......最後まではしませんでしたよ」


「ふーん?」


意味あり気に口角を上げる。
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp