第7章 リエーフ見参!
「ん、は.....」
蛍は私の手を自身のソレに這わせた。
硬くて、熱い。
手の上下を繰り返すと、蛍の吐息が大きくなる。
「波瑠.....っ」
「痛い...?」
「痛くないから...そのままして。
ちょっと、イキそう...」
「わ、分かった」
痛くないなら大丈夫だよね。
そのまま手を動かし続ける。
「っ、ぅ.....く、イクッ...」
ビクッと蛍の身体が跳ね上がった。
手にドロリとした白濁色の生暖かい液体がかかる。
なんともいえない、独特な匂い。
「気持ち良かった...」
脱力して蛍がもたれかかって来る。
使っていない方の手で蛍の髪を撫でる。
「良かった...」
「ごめん、これしかないからこれ使って」
首にかかっていたタオルを差し出す。
「ううん、大丈夫。
手洗い場すぐそこだから洗って来るよ」
「そう。
手、汚してごめん」
「蛍が悪い訳じゃないから、謝らないで。
私がしたかっただけだから」