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剣姫乱舞 《刀剣乱舞》

第17章 ホストクラブ 長船




『それで…あたしはなぜここに?』

「いやー、ちょっとこれを試してみたくてね。」


大般若さんに呼ばれたあたしが連れてこられたのは、長船の部屋。
先日の鍛刀祭りで本丸に来た光忠さんを中心に大般若さんや小豆長光さん、小竜景光さん、謙信景光君の長船の刀派の皆さんのお部屋だった。

ここは、本当に和風情緒生きる本丸には似つかわしくないオシャレで素敵な洋風のお部屋になっていた。
・・・凛華の趣味も入ってるだろうな・・・


『これ…ですか?』

「あぁ、とても面白そうだろ?」


部屋の中に置かれている大きな高級ソファの真ん中に座らされているあたしを挟むように大般若さんと小竜さんが座っているがそんな2人がある雑誌を見せてくれた。

それは、凛華が持っていた女性誌・・・


『ホストクラブ?』

「あぁ、これは現世ではかっこいい男がやるもんなんだろ?祖が興味持ったもんだから俺達でやろうってな」

『へぇ…(光忠さんもこういうことやりたいって言うんだ…)』


雑誌には、流行のキラキラとしたイケメン達がたくさん写っているが・・・
常に綺麗な顔をしている刀剣男士を見ているあたしにとっては、レベルの低い戦いに見えて仕方がなかった。


『それで…わたしは何を…?』

「今日はサキちゃんには我らが《長船ホストクラブ》のお客様になってもらおうとね」

『はい!?』


ただでさえここに写っているホスト達よりも何億倍もカッコイイ男達を相手にホストの客をしろと!?


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